HERMESで測定した結果をもとに論文、あるいは学会発表などをされる場合に、以下の事にご留意いただければ幸いです。
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装置の業績リストを作成しておりますので、成果を論文あるいは国際会議などに発表された場合は、雑誌名、巻、ページ、あるいは学会名、題目と日時を、装置責任者までご一報ください。業績リストは、原研、金研などに提出しますので、ご協力をお願いいたします。
- HERMESの装置に関しては以下の文献に詳しく書いてありますので、参照文献にしていただければ幸いです。
K. Ohoyama, T. Kanouchi, K. Nemoto, M. Ohashi,
T. Kajitani, Y. Yamaguchi:
Jpn. J. Appl. Phys. Vol37(1998)3319-3326
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論文を書く際には、HERMESが東北大金研の装置である事を明記してください。現在は装置も評価される時代です。HERMESが今後もActivityを維持していくためには、金研から評価される事が重要ですので、御協力をお願いいたします。
以下に参考までに論文中のExperimental Detalsの例を示します。あくまで参考のための例文であり、この様に書く事を要求するものではありませんので念のため。最終的には論文著者の判断と責任においてお書きください。
We performed neutron powder diffraction experiments on the Kinken powder diffractometer for high efficiency and high resolution measurements, HERMES, of Institute for Materials Research(IMR), Tohoku University, installed at the JRR-3M reactor in Japan Atomic Energy Agency (JAEA), Tokai. ~\cite{rf:HERMES}
Neutrons with a wavelength of 1.8???\AA were obtained by the 331 reflection of the Ge monochromator and 12'-blank-sample-22' collimation.
The fine powder sample was sealed in a vanadium cylinder with helium gas, and mounted at the cold head of a closed cycle He-gas refrigerator.
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\bibitem{rf:HERMES} K. Ohoyama, T. Kanouchi, K. Nemoto, M. Ohashi, T. Kajitani and Y. Yamaguchi:
Jpn. J. Appl. Phys. {\bf 37} (1998) 3319.
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注意:第3コリメーションは、使用したセルによって異なります。上の例の22'は、直径10mmのセルを用いた場合です。
RIETANでの解析結果を論文にする際の注意点をまとめました。初心者の方には参考になると思います。
------>構造解析の論文を書く際のアドバイス
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