HERMESで使用可能な冷凍機などアクセサリー

UPDATE: 21-MAR-2002




HERMESでは、以下の様なアクセサリーを標準的に使用可能です。

使用上の注意


名前温度範囲特徴注意事項
CTI10K ~ 300Kヘリウムガス循環型
(クライオミニと同型)
4K Cryo2.2K ~ 100Kヘリウムガス循環型 100K以上使用不可
Sample Changer室温用6個の試料を室温のみ
連続測定可能
空気中
室温真空槽室温用HITセルなどで真空中で測定可能
試料回転機室温用標準Vanセルを室温で回転して測定空気中のみ
Orange1.5K ~ 100K液体Heポンピング
(東北大理,工学部,物性研所有)
金研所有ではなく、現在物性研が管理しているので、ユーザーから物性研に連絡して日程を確保する必要があります。また、液体Heの注文が必要です。


注意
液体ヘリウムを使う場合、その費用は装置グループからは支給できません。支払いはユーザーグループでお願いします。


上表以外のアクセサリ−,たとえば希釈冷凍機,高圧セル,マグネットなどは,装置グループでは用意できません.ユーザーの責任で手配の交渉を行っていただく必要があります.


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冷凍機の使用上の注意点

UPDATE : 28-JAN-2001




HERMESは様々な実験条件の要求に応えるために、各種アクセサリーを所有しています。 常に安定した実験環境を確保するためにも、ユーザーの皆様には、アクセサリー使用時には以下の点を守っていただくようお願いいたします。

  1. 金研4K冷凍機100K以下で使用する事。
      ヒーターを使って100K以上に上げる事は、保冷材がいたむ可能性が高いため、厳禁です。室温にもどす時は、100Kまではヒーターを用い、100K以上はHeガスをいれて自然上昇にしてください。

  2. CTI冷凍機300K以下で使用する事。
      300K以上での使用は禁止します。室温以上での測定が必要な場合は、高温炉か Wide冷凍機(20K~500K)を使用してください。

  3. CTIを用いてヒーターを使って300Kで測定する場合、必ずコンプレッサーを動かして、コールドヘッドを冷やした状態で測定する事。


  4. 試料取り出しは冷凍機を室温に戻してから行い、試料取り出し後は、必ず冷凍機を真空引きする事。
      冷凍機を空気中に放置しないでください。


  5. 冷凍機、高温炉等の使用に関しては、原研常駐技官の根本さんの指示に従う事。



無理な冷凍機の使用は、最低温度の上昇、温度の不安定などを招きますので、他の多くのユーザーに大変な迷惑をかける事になります。

ユーザーの皆様のご協力をお願いいたします。


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